あと1日。
2008年もあと1日ですね。
あっというまだった。。。

今年作って紹介していなかったくつやかばんの写真です。























来年はもっともっともっとせかいがみんなが平和でありますように。
PEACE。




| 作品集。 | 21:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
ジャスティンのくつ。
久々の旅のくつのお話。

date. 2006.8
place. San Marcos. Guatemara.
made for. Justin



ジャスティン!!
僕の旅で出会った1番の友達。彼とはなんだかんだMEXICO、GUATEMARA、CALIFORNIAと1年近く一緒にいました。初めはMEXICOのPALENQUEでHorseCaravanがキャンプしていたときに会い、それからSanCristbalで一緒に日本人宿に泊まって、その後一緒に家を借りて住みました。その後はGuatemaraのSanMarcosにも一緒に行って半年以上もそこに滞在していました。

彼はミュージシャンです。いつも目をつぶって幸せそうにギターを弾いて歌を歌っていました。はじめはただ吠えたり、わけのわからない事ばっかり歌ってるので『この人は本当にミュージシャンなのかな?』と疑っていたのだけど、しばらくして彼の音楽には上手いとか下手とかそんな概念がないのだと気づきました。ただ心で感じたことを音にしているのだと。彼のこの既成の概念にとらわれない本質を見る感性は彼のほかの部分のライフスタイルにも共通していました。僕なんか全然社会の既成の概念にとらわれた考え方、物の見方をしていたから、始めのころは『おい、おい、ジャスティン。。。』と思うこともしばしだったけど、しばらくして『ジャスティンはすごいなー。』とよく思っていました。僕はジャスティンと一緒にいて本当に沢山のことを学びました。

『たくやにすべて任せるから、僕のくつを作ってくれ。』と言われて、青空の下、SanMacosの湖を眺めながら作ったくつです。

ジャスティンからは今でも『瞑想にたくやがでてきたよ。』とMailをくれます。


『うーーーーん。』


『チラッ、』


『チラッ、』

『Yeahhhhhhhhhh !!』
| 作品集。 | 19:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
その後。








| 作品集。 | 22:21 | comments(1) | trackbacks(0) |
注文を受けるのをちょっとお休みします。
まことにすいませんが、注文を受けるのをちょっとお休みします。

TABI展を含めて今まで沢山注文を頂いて、今はそれが手一杯で、何ヶ月も先の出来上がりになってしまう注文を受けてしまうのは気が重いのでしばらく注文を受けるのをお休みさせて頂きます。

あと、今の注文が終わったらまた旅に出たいなとも企て中。。。旅より帰ってきて、早9ヶ月。2007年も残すところ4ヶ月。。。そろそろ、東京での生活に限界にきて、外に飛び出したくなってきました。でも、日本国内を旅したいと思っていますので、制作もちょっとづつ旅しながらやっていこうと思っています。旅しながら作るものって、とても良いものができるんだよね。

なので、また注文をいただけるようになったらまたご報告します。もし、先になってしまったもかまわないけど、と思って興味をもって下さってくれる方がいらっしゃればmail下さい。

あと、注文を今までに頂いた方、遅れ気味ではありますががんばって作っております。もうしばらくお待ちください。


《旅へのあつい想いはなかなか冷めません。。。》

| 作品集。 | 20:13 | comments(2) | trackbacks(0) |
夏の注文品。
この夏に注文を受けて作った靴の一部を紹介します。


草履みたいなサンダル。


もうひとつ。


とんがり・つっかけくつ。


ローマ人が履いてたようなくつ。


よこ。


色違い。


うしろ。


黒いくつ。
| 作品集。 | 19:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
自分のために作ったもの。
今週末は台風が来るみたいですね。いぇーい。
TABI展遊びに来てね。

今日は唯一自分のために作ったかばんとくつのお話をします。

このブーツは日本に帰ってきてから初めて自分のために作ったくつです。なんか旅中はいつも人にあげるものや売るものばっかり作っていたな。きっと、金銭面的にきつくて自分の分を作る気持ちの余裕がなかったのかな?あと、いざ自分のものをと思うとスペシャルな物を作ってやろうと思ってなかなか手が動かずにいたのもあるかな?



旅中よくあった人たちに「くつを作るんだよ。」といっていました。すると決まって皆僕の足元を見ます。そして「じゃあ、君の履いているくつも自分で作ったの。」と聞かれます。その度に何度「あー、畜生。ここで自分のくつを履いていれば。。。」と思ったことでしょう。くつ作り何年もやっているOregonの友達Chadにも「おまえ、自分のためにくつを作ったことがないなんて、そりゃ、いかんよ。」と言われました。(彼にはディジュリデゥの作り方も教えてもらいました。)




そんな気持ちが募りに募って作ったくつがこちら。考えに考えすぎた結果か、中米のトロピカルな原色生活の反動でか、いたってシンプルなものとなりました。
今は、毎日自分の作ったくつを毎日履けて嬉しいです。これでどうどうと「くつを作ってます。」と言える気分です。暑くなってきたけど、今のところ全然蒸れも気になりません。(本当は夏用の涼しげなくつも自分のために作りたいのだけど、今は頂いたオーダーを先にやらないと。。。)



《Chadに教えてもらって作ったヨーロッパの伝統的なくつ。Chadはこの木底のくつを履いて険しい山道も歩いたり、薪を折ったりする格好良い山男です。》

もうひとつは鹿革のバック。
これは、旅中に作りました。
白い鹿革に憧れていた僕はアメリカでついに発見。
これをリュックにしまいこんで、数ヶ月も憧れのバックのスケッチをして創造を膨せる毎日。こうやって頭の中でイメージをしている時が物つくりのなかで一番楽しいかな。いざ作りだすとかなり自分との葛藤が続きます。


《かばんのイメージスケッチ》

それでリュックに鹿革を抱え込んだまま数ヶ月はるばるメキシコの最南端サンクリストバルまで降りてきました。ここで部屋をかりて、ついについに憧れのMySpaceをGET。これで思う存分物作りができる!そして満を持して作り始め、葛藤を繰り返し、かれこれ1ヶ月かけて作った、憧れの白鹿革バック!! いやー満足満足。一時はお金がなくなって売ってしまいそうになったり、旅するにはやっぱり革のセカンドバックはかさばるなーとか思って手放してしまいそうになったけどね。。。。


《写真は東京の実家前なのであまり雰囲気出ませんね。。。》

一杯頭の中で次の自分の欲しいもののイメージがあるのだけど、次は何作ろう?


《おまけに旅のスケッチよりもう1枚。ヴォー。》
| 作品集。 | 11:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
足袋。
最近は個展の準備に頂いた注文の制作とがんばってやっています。

松本に行っているときに、植物を育てたいという強い衝動に駆られ、植えた植物達も日に日にぐんぐんと育ってきています。(本当はまたいつ旅に行くかわからないので、植物を育てるのは控えていたのですが。。。それでこんなに種をまくのが遅くなってしまいました。)

ハーブ(タイカレーを収穫したハーブで作る試み。)、ひょうたん、藍など。

植物の成長が、単調に思えてしまう日々の中にしっかりと時間の経過を、毎日が新しい日であるということを見せてくれます。




下の写真はTABIの足袋(念のため、これで‘たび’と読みます。)です。
靴を作り始めた頃からずっーと、足袋を作りたいなと思っていてやっと形になったのがこちらです。





もともとTABIというのは僕が中米4カ国を1年間一緒に旅した馬の名前からとったものです。(あー元気かな。。。会いたいな。)
お気づきの通り、足袋(外人の友達は‘忍者シューズ’と呼んでいました。)と旅をかけてTABIと名づけました。
これから一緒に旅をしていく僕と馬の関係も、素足のような足袋の履き心地見たくありたいと言う気持ちがこもってます。(ちょっと、意味解りづらいですか?)
僕自身、足袋を履いて旅していましたし。。。。。


     《TABIにのってジャングルを進む。》





| 作品集。 | 11:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
救いの1足。
date・2005.8
place・Oregon.USA
made for・Jadeのパパ

以前に紹介したJudyの孫娘Jadeのパパに作った1足です。



このとき僕の全財産は$100もなく、この先どうしたものかと頭をかかえる日々。ちょうどこの時期に一緒に馬でGuatemaraを旅をしていた彼女がドイツから夏休みを利用して僕に会いに来てくれたのですが、彼女の持ち金はなんと$50!!あっぱれ。。。「なんで、それしか持ってこなかったの?」って聞くと、「あなたに会いに来る飛行機代で全部使ちゃったのよ。」というので、それはありがたいことだなーと思い惚れ直し、二人で、「さーどうするかね。」と悩んでいるときに、Jadeのパパに頼まれて作って、お小遣いを頂いた救いの1足です。これをきっかけに以前のお話にもでてきたようにJadeからの依頼ももらうことができました。



これがなかなか上手く行かず、何回も何回もやり直し、泣きそうになりながら何とか完成させました。Jadeのパパは「この靴だったら地面の感触がわかるよ、おし、これを履いて山に行くぞ。」と言ってくれました。

くつ作りが、僕のこれから歩く道を切り開いてくれるようであり、
くつ作りが、人とのつながりも作ってくれるようでもあります。

これからもっともっと色々なものとつながっていきますように。
| 作品集。 | 22:56 | comments(1) | trackbacks(0) |
Judyのモカシン。
date・2005.8
place・Oregon,USA
made for・Judy (from U.S.A.)

Judyはアメリカのオレゴン、ポートランドでぼくのことを数週間もとめさせてくれた人。彼女はこう見えてもうかわいい孫が2人もいます。Judyと孫娘のJadeにはオレゴンのディジュリドゥ・ギャザリングで会いました。Judyはイケイケでディジュリドゥをもう何年も吹いています。ラフティングをやったりとアウトドアスポーツも色々とやります。孫娘のJadeはこのお婆ちゃんが大好きで、いつも家に帰らずお婆ちゃんの家に泊まっていました。こんなイケイケのお婆ちゃんがいたら楽しいだろうなー。




アメリカをヒッチハイク、路上、キャンプ生活をしていたぼくには久々の家族・家庭で心身ともに本当にくつろがせてもらいました。彼女の家は日本びいきで日本食材がたくさんあって、もう大興奮!!いっぱい日本食をつくってご馳走しました。(自分が食べたかったのが1番だけど。)けど、ちびっ子たちはぼくが日本食作ったせいで、取るはずだった宅配ピザを食べられなかった、とぼやいていました。。。。ごめんね。。。。

そんな彼女にモカシンを作りました。


| 作品集。 | 21:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
初めて作ったくつ。
Date・2005.6
Place・Guatemara
Made For・Lucie(from Austria)

ぼくが初めて完成させたくつ。
実はこの前に制作途中のくつがあって、それをみてLucieが「こういうくつを作って欲しいのだけど。」と頼まれ、「まだ1足もくつを完成させてないのに僕に頼んでいいの?」って聞くとLucieは「だからいいのよ、私がたくやが作った初めてのくつを履くのよ!たくやのくつが有名になったら自慢するわ。」と言ってくれた人です。これで俄然くつ作りに対するやる気と、責任がでてここから1週間ほど丸1日中毎日朝から晩まで、何回もやり直しながら完成させたくつ。



Lucieからのリクエストは<紐も何もついてなくて、ぱっと足を突っ込んですぐ走っていけるやつ。> さすがLucie。カンフーシューズがイメージです。

Lucieのおかげで初めてのくつを完成させることができた。感謝しています。やっぱり初めてってなかなか完成までもっていけないのだけど、仕事として依頼が来たからにはやらなきゃってことで、時間もなかったし(このときアメリカで行われるWorldPeace&Prayer'sDayに行くために、1日でも早くGuatemaraを出なきゃいけない状況だったんだよね。)のんびりやの自分にはっぱをかけてやることができました。



Lucieはぼくの知っている格好いい女性の代表。馬が大好きでずっと馬と一緒に暮らしてる。ぼくは彼女からいっぱい馬のことをおそわりました。そして、彼女のギターに歌声は本当にキラキラと透明感があって心にすっと入ってくる。夜に皆で火を囲みながらゆっくりと1日の終わりをまったりとすごしている時よく彼女が歌をうたってくれました。あと、ファイヤーダンスもすごいんだよね。 
| 作品集。 | 21:35 | comments(2) | trackbacks(0) |
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